新潟県加茂市の藤田市長が定例会見、10日に開催されるフリーマーケット「カモフリマ」について言及
新潟県加茂市の藤田明美市長は5日、定例会見を開き、10日スポーツの日の10時から15時30分まで、加茂市役所敷地内の屋外を会場とし開催される、フリーマーケット「カモフリマ」の開催について語った。
「カモフリマ」は、リユースを目的にメルカリエコボックスに入れた、衣類、日用品、雑貨などが出品される。出展ブースは5日現在、50ブースの申し込みがあり、出店する予定だ。
また、加茂市のブースでは小学校で使用していた備品の販売もあるほか、一輪車や竹馬、大型の備品も出品される予定だ。
「カモフリマ」の会場を盛り上げるため、フリーイベントステージを設け、ダンスや演奏、大道芸などのイベントも開催されるという。飲食ブースではキッチンカーが出店され、ランチやスイーツの販売も実施する。
加茂市は、循環型社会の実現に向け、市民のサステナブルな行動の定着を図るために実証実験としてリユース事業を展開している。今回のフリーマーケットは、加茂市民にリユース意識が定着するかどうかを確認する、3か月の実証試験1つとして開催される。フリーマーケットで使用される「メルカリエコボックス」も家の中に眠っている洋服や本、小物や食器など使わなくなったものを「見える化」し、一時的に保管する箱として、5月30日に加茂市役所などで配布されている。
「カモフリマ」の開催について藤田市長は、「1番大きな目的はリユースの心で、自分の中で必要なくなったものが、ほかの人にとっては必要なものだと実感してもらえる場になるのではないかと思う。ブースを出展する人だけではなく、多くの人に来てほしいと思っている」と話した。