新潟県初の快挙、第46回技能五輪国際大会の西洋料理部門に出場する上田那月さんが中原市長へ表敬訪問

(左から)新潟市の中原八一市長、国際調理製菓専門学校研究科の上田那月さん

今月23日からスイスで開催される「第46回技能五輪国際大会」において、西洋料理部門に出場する学校法人国際総合学園国際調理製菓専門学校(新潟市中央区)研究科に在籍する上田那月さんが5日、新潟市の中原八一市長と面談し、技能五輪国際大会出場にあたっての決意表明を行った。今回の出場は、国際調理製菓専門学校として初の国際大会出場となり、新潟県内においても「西洋料理部門」での出場は初めてとなる。

「第46回技能五輪国際大会」に出場する上田那月さんは、2021年12月に開催した全国大会で金賞を獲得し、スイスのルツェルンで開催する国際大会出場の切符を手にした。競技の内容は、前菜やメインコース、デザートにおいて、指定された食材が課題として出され、既定の時間内でアレンジした料理を制作し、調理技術などを競う。

新潟市役所を訪れた上田さんに対し、中原市長は記念品として新潟市産の新米と花をプレゼントした。また、上田さんは、自身で制作したというパウンドケーキを持参し、中原市長に手渡した。

中原市長は、「上田さんが出場される西洋両備部門は、県内初の快挙。本人の努力はもちろん、指導にあたってこられた学校関係者の皆さんの熱意が実を結んだと考えている。これまで学んできたことを遺憾なく発揮し、よい結果を持って新潟に戻ってきてもらいたい。頑張ってください」と話し、上田さんを激励した。

技能五輪国際大会への意気込みについて、上田さんは、「全国大会からご指導してくださった先生方や多くの方々への恩返しができるよう、精一杯頑張ってきたいと思います。一生に一度のチャンスなので、楽しんで後悔のないように終えられるように頑張ってきたいと思います」と語った。

新潟市の中原八一市長と面談する国際調理製菓専門学校研究科の上田那月さん

(左から)国際調理製菓専門学校の石田道子学校長、新潟市の中原八一市長、国際調理製菓専門学校研究科の上田那月さん、国際調理製菓専門学校指導者の石井絵奈氏、国際調理製菓専門学校の竹内正明教務部長

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