にい経編集部発「今週の主なニュース」(10月3日から9日)

デンカビッグスワンスタジアム

【今週の1本】

苦節10年という言葉があるが、まさに苦節5年であった。昨日、アルビレックス新潟がホームで快勝し、J1自動昇格を決めた。昨年は取材できなったが、一昨年から記者席などでホームの現地取材をしていた身からすると、地元チームのJ1昇格は感慨深い。私が取材していた一昨年はコロナ禍で声援や鳴り物も禁止だった。それが、今年の後半戦で「声出し」が解禁になった。記者席で初めて聞くサポーターの大声援に、傍観者であるはずの私も思わず心が揺さぶられた。いみじくも昨日花角英世知事がコメントしたように、「アルビは新潟の誇り」である。プロスポーツの経済効果は大きい。地元新潟に素晴らしいチームがあることに感謝しつつ、来シーズンのJ1の舞台でのアルビの活躍を期待したい。(編集部・梅川康輝)

 

経済

10月3日

養鶏業を手掛ける有限会社小林養鶏場(新潟市北区)が債権者に通知、事後処理を弁護士に一任、県内60番目の新型コロナウイルス関連倒産

ホームセンターの既存店が苦戦、アークランズ株式会社(新潟県三条市)が2023年2月期第2四半期決算(連結)を発表


10月4日

中央卸売市場(新潟市江南区)で新潟の秋の味覚「おけさ柿」初競り

東京商工リサーチ新潟支店が2022年9月度と上半期の県内企業の倒産状況を発表

 

政治・行政

10月4日

「工場の祭典」開催へ向け、新潟県三条市でプレゼントキャンペーン実施

10月5日

【村上新聞】2023年6月の村上市長選挙に吉川美貴氏が出馬表明

新潟県加茂市の藤田市長が定例会見、10日に開催されるフリーマーケット「カモフリマ」について言及

 

社会

10月5日

【妻有新聞】博報堂コピーライターが講師 県立津南中等校「仕事図鑑」

新潟県初の快挙、第46回技能五輪国際大会の西洋料理部門に出場する上田那月さんが中原市長へ表敬訪問


10月6日

道の駅「あがの」(新潟県阿賀野市)がグランドオープン、阿賀野市の食材を使った店舗が開店

 

かわらばん

10月6日

プロのマンガ家を目指す人必見、新潟市などが令和4年度「マンガ編集部オンライン添削会」の参加者を募集

Do It Yourself!! -どぅー・いっと・ゆあせるふ-」のOPテーマ・EDテーマを収録したミニアルバムが11月16日に発売

 

編集部ピックアップ

10月4日

「複業」を実践するスミケン(新潟県上越市)代表の宮澤隆さん「シェアオフィスは起業のハードルを下げたかったから」


10月6日

【独自】「ニッチ観光で故郷の伝統文化を守りたい」錦鯉観光株式会社(新潟県長岡市)の篠田康弘代表取締役


10月7日

【再掲載】新体制から2年、さらなる事業拡大を目指すフラー株式会社(新潟市中央区)(上)


10月8日

【再掲載】未来に向けた「3つの貢献」、フラー株式会社(新潟市中央区)渋谷修太代表取締役会長(下)

https://www.niikei.jp/522491/

 

【編集後記】

今年も「燕三条 工場の祭典」が始まりました。私は感染症禍真っ只中でにいがた経済新聞に入社した身なので、オンライン配信ではないオープンファクトリーの形式を取材するのは初めてです。しかし、この数年燕三条の企業を取材してきた──地元のベテラン記者の方々には及びませんが──ので、今回の各催しに行ってみると一度お会いした方が多く、普段のイベントの取材とは少し違う感覚を覚えます。

また、最近は三条市を舞台にしたアニメも放送開始しました。放映前の印象とは異なり、近未来的な世界観や会話に先端技術を取り扱っていることを伺わせる内容が出てくる点が意外でした。当の燕三条でも、大学の新設や産官学あるいは医との連携など、次代の産業へついていこうとする動きが目立ちます。

以前燕市の産業に関する取材の中で、この土地の産業は「伝統技術と最新技術の共存が特徴的」と聞いたことがあります。観光ではアナログな情景が「エモ」く見えがちですが、伝統技術が土台となって最新技術を作り、その新たな技術・思想が伝統産業にもフィードバックされている相克の様子や、時代の先を行く「職人」たちの姿も注目いただければと思います。

(鈴木琢真)

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