県内で産業団地の分譲が相次いで始まる
場所は長岡と三条のスマートICのすぐ近く
長岡や県央地区の高速道路(北陸自動車道)付近の工業団地は、首都圏や県内全域へのアクセスがよいことから、人気が高い。そうしたなか、長岡北スマートICのすぐ近くに造成中の「長岡北スマート流通産業団地(第1期エリア)」の予約分譲の申込が始まったほか、栄スマートICのすぐ近くに造成中の「工業流通団地」(三条市)の分譲の公募が始まった。
長岡北スマート流通産業団地(上写真)は、長岡北スマートICに直結する産業団地。既存の産業団地や市街地にも近接し、関越自動車道・北陸自動車道の結節点がある長岡市の抜群の交通アクセスを活用できる。また3大学1高専(長岡技術科学大、長岡造形大、長岡大、長岡高専、共同施設NaDeC BASEもある)が存在し、優秀な人材にも恵まれている。
分譲開始:2020年
分譲面積:約26・7ha
区画数:33区画(第一期は9区画)
分譲価格:1万5200~1万6600円/平方メートル
一方、栄スマートIC三条・栄地域に造成中の工業流通団地(下写真)の分譲の公募も始まった。分譲は、「セミオーダー方式」による方法で行なうという。これは、あらかじめ分譲区画を決定して販売する販売方法ではなく、ある程度大きな区域の中から進出希望企業の要望を擦り合わせた上で区画等を設計し販売するという方式。まず申請書にて応募し、「エントリー企業」となる。その後、ヒアリング等を行い、分譲企業を内定する。その後、詳細な設計などを進め、契約をかわすという。
三条市のある県央地区も人気エリアで、工業流通団地のほど近くにある県営中部産業団地は、物流拠点が相次いで進出するなど完売している。また、団地の周辺には、製造業が多く立地していることから、近くの企業への委託生産なども比較的容易な地域といえる。
分譲開始:・Aブロック=平成32年度末、Bブロック=平成33年中
分譲面積:33ha
分譲価格:5万円/坪程度を予定