新潟県が今冬の雪による被害状況(27日15時現在)を公表、死者は3名増えて17名に
新潟県は27日、今冬の雪による被害状況(27日15時現在)を公表した。それによると死者は前回の公表(18日)以降、新たに3名確認されて死者17人となった。
25日には、柏崎市の60歳代の被災者と連絡が取れないため捜索していたところ、敷地内の雪の中から発見された。(除雪道具や除雪作業の痕跡があったことから除雪作業中に死亡したものと推測される)
また26日に上越市の80歳代の男性が雪上で除雪作業を見ていたところバランスを崩して転倒し、除雪機(ハンドガイド式)のオーガ部分に巻き込まれ負傷した。その後、搬送先の病院で死亡が確認された。また26日、糸魚川市の70歳代の男性が倉庫脇で倒れているところを発見され、その後、搬送先の病院で死亡が確認された。(除雪作業を行っていたなどの目撃情報や現場状況から除雪作業中の事案と推測)
なお、重傷者は131人、軽傷者は171人、住宅被害は合計116棟(全壊3棟、半壊2棟、一部破損104棟、床上浸水2棟、床下浸水5棟)となっている。