五泉こども食堂がプレオープン
越後天然ガスなどが運営を支援
新潟市秋葉区、江南区横越、五泉市に都市ガスを製造供給する越後天然ガス株式会社(新潟市秋葉区)は、同社の五泉ショールーム内に「五泉こども食堂」を開設することとなり、15日、プレオープンの「セレモニー&試食会」を開催した。越後天然ガスがショールーム提供することで運営支援を行うほか、地元スーパー「にいつフードセンター」が食材を提供する。地元企業が連携して運営支援する「こども食堂」は県内初という。五泉こども食堂の木伏ケイ子代表は、「こども食堂をやることで地域貢献したいと思っているなか、このショールームの2階で料理教室を行った時に、越後天然ガスの社員と出会い、バックアップを頂けることになり、一気にオープンまで漕ぎつけることができました」などと感謝を述べていた。
食堂は毎月第4土曜日にオープンし、子供たちに食事を提供する。地元や津川(阿賀町)の人がボランティアスタッフとして運営にあたる。「夜勤あけの人もボランティアに参加しています」(木伏代表)。また従来のこども食堂の役割に加え、地域住民が気軽に足を運び世代間交流ができる食堂にするという。
一方、越後天然ガスは、新潟市と、国連のSDGsの考えに基づいた持続可能な低炭素まちづくりに関する連携協定を市内企業として初めて締結したが、小出社長はあいさつの中で、「当社の従業員は(新潟市だけでなく)五泉市をもっとよくしたいと思っています」と語っていた。