キタック(新潟市中央区)が2022年10月期通期業績予想を下方修正
株式会社キタック(新潟市中央区)は14日、2021年12月3日に公表した2022年10月期通期の業績予想を修正したと発表した。
2022年10月期通期連結業績予想数値(2021年10月21日から2022年10月20日)の売上高は前回発表予想から3億8,800万円減の27億800万円(前回発表予想比△12.5パーセント減)、営業利益は前回の発表予想から1億2,800万円減の1億600万円(同△54.7パーセント減)、経常利益は前回の発表予想から1億2,900万円減の1億6,400万円(同△44.0パーセント減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は前回発表予想から9,600万円減の1億300万円(同△48,2パーセント)とした。
キタックでは主要事業である建設コンサルタント事業において、防災・減災及び社会資本整備事業などの需要増加を見込み受注計画を立て、その計画達成に向けて受注機会を増やす、顧客を拡大するなどして事業推進を図っていたが、上半期の受注高は計画を下回り22.8パーセント減の12億2,700万円となった。下期においても通期の受注高は計画比15.0パーセント減の24億9,500万円の見込みとなった。
上半期の受注高が計画を下回った影響と、今期中に予定していた民間の大型受注案件が来期へ先送りとなり、さらに「2022年8月新潟県の県北地域における豪雨災害」への緊急対応のため、通常受注業務を一時中断し業務の進捗に遅延が生じ、当期の売上高が2億円ほど減少した結果、計画比12.5%減の27億800万円の見込みとした。
営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益については、売上高の減少により、各利益ともそれぞれ減少し営業利益1億600万円、経常利益1億6,400百万円、親会社株主に帰属する当期純利益1億300万円の見込みとした。
なお、1株当たり年間5円の配当見通しについて変更はないという。