新潟県の三条市立大学の一般選抜出願状況(1月29日時点)
新潟県三条市は1日、1月29日17時時点での三条市立大学一般選抜出願状況を公開した。
三条市立大学の一般選抜出願期間は1月25日から2月5日17時まで。期間の中間となる29日時点では、前期日程(試験期日2月25日)は募集人員56人に対して志願者数は43人。倍率にすると0.8倍となった。一方、中期日程(試験日3月8日)は、募集人員16人に対して志願者数は52人。志望倍率は3.3倍。
産経新聞2021年1月29日の記事によると、文部科学省が発表した同日の国公立大2次試験の募集人員へ対する倍率は0.6倍。三条市高等教育機関設置推進室の担当者は「文科省からの認可の遅れもあり、大学を周知させる期間が短くなっていたが、志望者数は当初の想定をやや上回った」と開学へ向けて安堵と期待を話す。
また同大学の倍率が高くなったことに関しては、開学前であることから既存の公立大学の制度とは異なる独自の入試となっていることや、もともと公立大学で中期日程の試験を開催する大学が少なく競合が少ないことを理由に挙げていた。さらに、同大学は1月14日、仙台、大宮、大阪の3試験会場の設置を発表したことも1つの要因となって、県内を中心としながらも国内の広いエリアから志望者が集まりつつあるようだ。
今後三条市は、5日に再び出願状況を、9日に確定版を公表する予定である。
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