にい経編集部発「今週の主なニュース」(10月10日から16日)
【今週の1本】
トキエア株式会社(新潟市中央区)は8日(現地時間7日)、フランス・トゥールーズのATR社にて賃貸人Nordic Aviation Capital社(アイルランド)を経由し、リース契約を締結したATR72-600機のトキエア初号機「JA01QQ」の引き受けを行ったと発表した。格安航空会社のトキエアは「空をもっと自由に」をビジョンに掲げ、今年度中の初フライトを目指しており、新潟県の鳥「トキ」を社名に冠している。来年3月下旬以降、新潟空港と北海道の丘珠空港を結ぶ路線を開始し、その後順次、仙台空港や愛知、関西方面と新潟空港を結ぶ3路線をスタートする見通しで、来年以降には佐渡―東京間の就航も予定している。佐渡―東京間が実現すれば、アフターコロナおよびウィズコロナにおいて、首都圏からの観光需要やさらにはインバウンドも見込め、新潟経済の活性化に繋がる。「新潟発」の航空会社の新たな挑戦に注目していきたい。(編集部・梅川康輝)
経済
10月11日
10月13日
https://www.niikei.jp/527390/
10月14日
政治・行政
10月14日
社会
10月10日
10月11日
10月13日
かわらばん
10月11日
10月12日
本が作れる本屋プロジェクト始動、SANJO PUBLISHIG(新潟県三条市)が“だれもが編集者となれる”を目指してクラウドファンディングを開始
10月13日
Yo-Kai Express Inc.(米国カリフォルニア州)が「超駅博 上野」で新潟ラーメン「燕三条 Se-Abura」を販売
編集部ピックアップ
10月10日
10月11日
10月15日
【編集後記】
10月に入り、週末を中心に新潟県内では週末を中心に様々なイベントが多く開催されています。9日には、4年ぶりに開催され、県内外から約6,400人が参加。まだマスク姿ではあるものの、ようやくコロナ前の賑わいが戻ってきたと感じます。
また11日には、政府がコロナの水際対策による入国制限を大幅に緩和し、全国の観光地に外国人観光客が訪れる様子が報じられていました。新潟県内では、外国人観光客が増えた印象はまだありませんが、昨今の急激「円安」はインバウンド需要にとって明らかに好機。このチャンスを新潟が掴むことができるかが注目されるところです。
ちなみに日本政府観光局の2019年データによると、都道府県別訪問率ランキングでは、1位が東京都、2位が大阪府、3位が千葉県、4位が京都府、5位が奈良県。新潟県は34位です。
そんな中、新潟では注目のイベントが控えています。11月5日と6日に朱鷺メッセ(新潟市中央区)で開催する「クールジャパンEXPO in NIIGATA」です。なぜ日本の魅力を伝える初のイベントが、新潟で開催されるのか。新潟県の花角英世知事をはじめ、イベント関係者は、新潟には世界に誇れる「日本らしさ」が多くあるからだと口を揃えます。
日本の魅力、新潟の魅力を世界に発信するこの機会を、今後のインバウンド需要の拡大に貢献できるよう成功を祈るとともに、にいがた経済新聞としてもWEB発信により貢献したいと考えます。
(中林憲司)