新潟県で起業を目指す人を支援するビジネスプランコンテストが開催される
優秀者には最大500万円を補助
新潟県にU・Iターンして成長性のある事業で起業を目指す人を支援する「新潟起業チャレンジ」ビジネスプランコンテストが16日、新潟大学駅南キャンパス「ときめいと」で開催された。主催は新潟県と、(公財)にいがた産業創造機構(NICO)。ファイナリストの5名はビジネスプランを発表し、優秀者(3名)には、新潟に移住して起業するための資金として最大500万円が補助される。
同イベントは、9月1日に都内で開催された首都圏セミナー・交流会からスタート。その後、ビジネスの専門家と事業モデルを磨く、ビジネスイノベーション合宿(南魚沼市)を実施。合宿の発表会で選抜された上位者は、10月から12月にかけて個別に専門家がついて事業を磨き、コンテストでプレゼンテーションを行った。
優秀者に選ばれたのは、天野千尋氏(新潟の食材を使ったケータリングサービス)。伊藤綾氏(自治体と一緒に「地方暮らしを楽しむライフスタイルを提案する」コンシェルジュサービス)。奥田将大氏(ムスリム旅行者の新潟での観光をサポートする)。
またスポンサー賞として、新潟ベンチャーキャピタル株式会社の賞を菊川貴信氏(自然の保全と高齢者のエンディングについて、ふるさと納税を使ったマッチングサービス)が受賞した。同じくスポンサー賞として、グローカルマーケティング株式会社の賞を田辺誠也氏(街に点在する空き家をリノベーションし、街自体を一のホテルとみたてるサービス)が受賞した。