新潟県阿賀野市が「新型コロナウイルス対策室」を設置
新潟県阿賀野市は4日、市民への新型コロナウイルスワクチン接種を迅速かつ確実に実施し、組織体制を強化することを目的とした「新型コロナウイルス対策室」を設置した。また、対策室の設置を受けて阿賀野市の田中清善市長による専任職員への辞令交付式が行われた。
人員体制としては、阿賀野市役所内の健康推進課長を統括とし、同課全員で対応する。なお、同課のうち6名は専任職員として、医療機関との調整や接種会場の確保などワクチン接種体制の整備を急ぐこととする。また、必要に応じて他課の応援も得ながら全庁あげて取り組んでいく。
対策室での主な業務内容は、新型コロナウイルスワクチン接種全般(クーポン券の発送、相談窓口の設置、接種情報管理など)、個別接種医療機関との調整、集団接種体制の整備や会場運営等、健康被害等への対応などが挙げられている。
辞令交付式後、田中市長は「今までに経験したことのない業務になるが、新型コロナウイルスの蔓延を止めるための切り札となるワクチンの接種なので円滑に進むよう取り組んでいく」と話した。