有限会社オオフチフーズ(上越市)の破産手続開始が決定

を受けた。破産管財人には、樽澤広和弁護士(樽澤広和法律事務所、上越市)が選任された。負債総額は約1億1,000万円。

同社は2001年6月に設立された給食弁当業者で、2015年頃には福島営業所を開設して業務の拡大を図り、大手ゼネコンなどを取引先に、宿舎の現場作業員へ1日当たり約1,000人分(朝・夕)のまかないの提供を行なっていた。

これにより、2013年3月期6,000万円であった売上は、2015年3月期には7億9,519万円へと大きく伸び、業況としては順調に経過していた。

しかし、福島営業所開設に伴う費用負担や運転資金の増加により、金融依存が高まっていた中、その後の同営業所の売上も伸び悩んだことで、資金繰りも限界に達していた。このため、事業継続を断念して、2018年5月16日には事業を停止。その後の清算処理を進めた結果、今回の措置となった。

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