新潟県立新発田病院の医療事故、和解成立
新潟県は5日、医療事故に係る訴訟案件について、裁判所から和解案が提示され、県と相手方の双方が同意する見込みとなったことから、令和3年2月議会に損害賠償額の決定について提案すると発表した。
平成30年11月、胎内市在住の70歳代男性が、県立新発田病院で腹腔鏡を用いた早期大腸がん手術中、膵管損傷に起因する術後の腹膜炎などを発症。その後、人工肛門造設となり、入院を継続。昨年2月、治療が終了し退院したものの、排泄障害などが残存。
昨年6月に患者が提訴(新潟地方裁判所)し、。同年12月、裁判所から和解案が提示され、患者が同意する旨意思表示した。
損害賠償額(2月議会提案予定)は、2,260万1,380円。