株式会社ブルボンが新潟県魚沼市の「水の郷工業団地」へ工場および原料保管倉庫を新設

水の郷工業団地の区画図(魚沼市提供 2021年1月15日時点)

株式会社ブルボン(新潟県柏崎市)は3日、魚沼市の「水の郷工業団地」で2016年に取得済みの用地に工場棟および原料保管倉庫の建設を行うことを発表した。竣工は2022年2月末を予定している。

新たに建設される魚沼工場は、敷地面積約6万平方メートル。延床面積約7,700平方メートル。建築面積は約4,000平方メートル。敷地面積に対して工場棟の規模は大きくないが、稼働後に需要などを見ながらさらに増設していく可能性もあるという。

ブルボンは以前より事業伸張に対する生産工場群の再構築を行っており、今回の工場新設もその一環である。また現在は、輸入した原料を太平洋側の湾岸倉庫へ保管しているが、新たに原料保管倉庫を県内に設けることで、災害時のリスクへの対応も強化する狙いがあるという。

さらに、魚沼の地域環境を生かし雪室での貯蔵を行うことで商品の付加価値を高める効果も見込まれており、今後、雪室貯蔵を前面に出した商品の展開が期待される。

 

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