新潟市長選挙に向け無所属で新人の鈴木映候補が新潟市東区で街頭演説
新潟市長選挙に立候補している、無所属で新人の鈴木映候補は21日、県営住宅石山第二団地(新潟市東区)で街頭演説を行った。
鈴木候補は、「今の新潟市政は大企業優先の大型開発事業に市の税金を使いつづけ、財政難の状況になった。しわ寄せとして、子育てや教育、福祉、介護、こういったところの予算がどんどん削られているのが、今の新潟市の現状だ」と主張した。
つづけて、「私はそれを転換し、暮らしと福祉を向上させ、誰一人取り残さない新潟市政を実現するために頑張っていこうと思う」と意気込みを語った。
新潟市内の所得の向上を図ることで、安定した子育てや教育ができる環境にすることが人口減少を止める特効薬であると話した。市長に当選したら、学校給食の無償化と子ども医療費の完全無料化を直ちに実現させたいと鈴木候補は主張した。
鈴木候補は、「今の新潟市は、『にいがた2キロ』と呼ばれる、新潟駅から古町までの間の企業誘致を中心とした事業を強調している。しかし、外部の力に頼った雇用政策に偏るのではなく、新潟市の内部の力、経済を温め、発展して行く事が何より求められていると思う」と語った。
つづけて、「新潟市で行われている中小企業や地場産業、自営業や農業、こういったところを皆さんの声に応じて、しっかり支援して発展していきたい。現市長は国とのパイプを強調しているが、私は市民の皆さんとのパイプを何より大切にして、1人1人に寄り添った市政を実現していく」と話した。
【関連記事】
新潟市長選挙に向けて、現職の中原八一市長が新潟駅南口広場で街頭演説 (2022年10月19日)