デンカが新潟スタジアム(デンカビッグスワンスタジアム)のネーミングライツ契約を更新、2025年12月31日まで
新潟県、デンカ株式会社(東京都)、株式会社アルビレックス新潟(新潟市中央区)は23日、12月31日に契約期限を迎える新潟スタジアム(新潟市中央区)のネーミングライツ(命名権)契約を更新することで合意し、契約を締結した。
デンカビッグスワンスタジアムは、今シーズン6年ぶりのJ1復帰を成し遂げたアルビレックス新潟のホームグラウンドであるとともに、ワールドアスレティックスクラス2公認、且つ日本陸上競技連盟第1種公認の競技場。集客力では、Jリーグ全体で10位、J2リーグでは1位(2018年から2022における平均入場者数)を誇る施設となっている。
アルビレックス新潟がJ1昇格を決めた8日のベガルタ仙台戦では、32,979人のサポーターが集まり記念すべき昇格の瞬間を見守った。
2020年1月1日から2022年12月31日までの3年間、年額4,730万円(消費税および地方消費税を含む)でデンカとネーミングライツ契約が結ばれており、今回の契約更新でさらに3年間の契約延長が行われる。
今回の契約更新の内容は、名称は現名称と同じ「デンカビッグスワンスタジアム」。契約金額も変わらず、年額4,730万円(消費税および地方消費税を含む)で更新され、契約期間は、2023年1月1日から2025年12月31日までの3年間の契約となる。
出席した、新潟県の花角英世知事は、「アルビレックス新潟は新潟県民の誇りだ。このデンカビッグスワンスタジアムは来シーズンJ1の試合の舞台になる。来シーズンは、今年以上に多くの人に利用されると思う。県民に親しまれ愛されるスタジアムになるように新潟県として最大限の努力をしていきたいと思う」と話した。
デンカの今井俊夫代表取締役社長は、「まずはアルビレックス新潟のJ2優勝、J1昇格に対し、心よりお祝いを申し上げたい。今回は4期目となるネーミングライツのスポンサーの契約更新をさせてもらった。このデンカビッグスワンスタジアムは、新潟県民に非常に親しまれている。デンカとしても、この取り組みを通じて新潟県とさらに深く関わって地域活性化や地域振興の手伝いをさせてもらいたいと思う。今後も新潟県の発展に様々な形で関わっていき、貢献していきたい」と語った。
アルビレックスの中野幸夫代表取締役社長は、「正直、この日を迎えるまで我々の立ち位置がどうなるかと思っていたが、晴れて昇格、優勝という形でこの日を迎えられて嬉しい。来年はたくさんのJ1のサポーターさんが新潟に来てくれると思う。そういう意味で、このデンカビッグスワンスタジアムを有効に活用させてもらいたいと思う。それが地域の活性化に繋がると思っている」と話した。
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