国道7号線栗ノ木バイパス切り替え後の交通状況と改良点を発表、11月2日より南紫竹IC(入口)が開通
新潟国道事務所は26日、2日に道路の切り替えを実施した国道7号線栗ノ木バイパスについて、切り替え後の交通状況と改良点について発表した。
切り替え後の交通状況については、栗ノ木バイパスへ流入する県道・指導の旅行速度は、切り替え直後は低下していたが、徐々に切り替え前の水準に回復傾向となっている。また、栗ノ木バイパスを含む、万国橋交差点から紫竹山交差点に向かう方向の旅行速度は、夕方の時間帯で低下する状況が継続している。
交通状況および道路利用者からの意見などを踏まえ、3点を改良する。
1点目は、笹越橋交差点の右折後の停車および黄色信号の無理な進入対策。笹越橋交差点は近接する県道交差点を集約し、1つの大きな交差点となった。栗ノ木バイパスからの右折は、右折した先の信号が赤でも通過し、横断(直進)する場合は黄色信号で無理に進入しないよう、交差点内に注意喚起看板を設置した。
2点目は、下り線(馬越交差点から紫竹山IC方面)の逆走対策。栗ノ木バイパス(下り線)は、新潟新津線上に移設したことから、当該区間は一方通行の道路に変わった。 この区間で逆走する車両が見受けられることから、各交叉点や道路沿いに「進入禁止」と「逆走禁止」の看板を追加設置した。
3点目は、紫竹山交差点の経路迷いおよび混雑対策。紫竹山交差点は、交差点の間隔が短く、経路迷いが生じやすいため、切替え時に設置した道路標識や路面標示などに加え、紫鳥線と県道新潟新津線(石山方面)からの経路案内看板を追加設置した。また、 体道路整備にあたり、将来の新潟バイパスへのアクセスを確保するため新たに設置する南紫竹ICのうち、混雑緩和を目的に、11月2日に新発田方面へ向かう入口を先行して開通する。
国道7号線新潟バイパス南紫竹IC(入口)位置図と整備イメージ(新潟国道事務所発表資料より)