「新しい風を起こしたい」新潟維新の会が来春の統一地方選の第1次公認候補者を発表
新潟維新の会は26日、新潟県庁で記者会見を開き、来春の新潟市議選、新潟県議選の第1次公認候補者を発表した。
新潟市議選には、中央区選挙区で現職の深谷成信(しげのぶ)氏、東区選挙区で会社員の伊藤和成氏を擁立する。一方、新潟県議選には、新潟市中央区選挙区で社会福祉法人理事長の井上基之氏、新潟市西区選挙区で介護福祉士の野口よそ美氏を擁立する。
新潟維新の会代表の浦野靖人衆院議員は「日本維新の会として、統一地方選で全国600人の地方議員の目標を掲げている。今回、新潟は本部直轄で候補者になる方のサポートをしていくことになった」と挨拶した。
深谷氏は「私はスローガンとして、一貫して未来、将来を守るということをあげている。役所の常識と世間の常識の違いを正していくことが市議会議員の仕事だと考えている。来年春へ向けてしっかりと精進していきたい」と語った。井上氏は「30年後、50年後の子供たちの未来のために立候補させていただいた。新しい風を起こしていきたい」と話した。
一方、野口氏は「私は少子化対策をやり、少子化にストップをかけたい。教育費の無料化を新潟で実現していきたい」と話した。伊藤氏は「新潟市は全国の政令市の中で人口減少率はワースト1位になっている。この停滞している風を切りかえて新しい新潟を作っていくためには、既存の勢力に変わる新しい勢力が必要になってくる。それが維新の会の台頭である」と語った。
一方、新潟維新の会の石﨑徹氏は先の新潟市長選に関して、「結果は7割が棄権をするという政令市の選挙とはいえないような投票率の低さだった。一方、日本維新の会の候補者を出す環境にはなかった。その上で、市民のみなさんも盛り上げる選挙を望んでいたと思う。今後も来年の統一地方選を含めて、何とか盛り上がる選挙をやっていくべきだと思う」と話した。