新潟市中央区、西区、北区で計5人の新型コロナウイルス新規感染患者を確認
新潟市は10日、中央区、西区、北区で市内397例目から401例目となる新型コロナウイルス感染症患者が計5人確認されたと発表した。
5人の内398例目から400例目の3人は、9日に発表された393例目(中央区70歳代の団体職員男性)の濃厚接触者である。
397例目は西区在住で学生の20歳代男性。1日に発熱、3日に味覚の異常の症状が発生し、9日に検査の結果陽性が判明した。県外への往来はなく、学校の授業などはオンラインで行われており、また現状では既存の感染患者との接触は確認されていないため、感染経路は不明。
398例目は中央区在住でパート従業員の70歳代女性。393例目の同居家族として検査した結果、9日に陽性が判明した。濃厚接触者は現在調査中であるが、不特定多数の人と接触すする業種ではないという。
399例目は中央区在住で無職の90歳代女性。393例目の同居家族として検査した結果、9日に陽性が判明した。市では今後、高齢者施設などの利用状況を含めて濃厚接触者を調べていくという。
400例目は北区在住で団体職員の60歳代男性。393例目の同僚として検査した結果、9日に陽性が判明した。393例目と同様に、不特定多数の人間と接する業種ではない。
401例目は西区在住で無職の80歳代女性。9日に発表された394例目(西区の90歳代男性)の同居家族として検査した結果、9日に陽性が判明した。
また市は、9日に発表した392例目の飲食店従業員の男性に関しての追加情報も発表した。392例目の男性は直接接客を行う担当ではなく、また最終出勤日が発症日から離れていることから、職場での感染拡大の可能性は低いという。加えて、従業員11人の検査を行ったが、全員の陰性が確認されている。
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