新潟県聖籠町で回収されたノリス1羽から鳥インフルエンザウイルスを検出
新潟県によると、21日に新潟県聖籠町で回収され、環境省の遺伝子検査で陽性反応があったノスリ1羽について、28日、環境省から高病原性鳥インフルエンザウイルス(H5亜型)が検出されたとの連絡があった。
21日に聖籠町で発見された死亡野鳥(ノスリ)1羽について、新潟県で簡易検査を実施したところ、陰性反応を確認したが、27日に環境省が国立環境研究所で遺伝子検査を実施したところ、A型鳥インフルエンザウイルス遺伝子(H5亜型)の陽性反応を確認。さらに28日に、環境省が高病原性鳥インフルエンザ(H5亜型)の検出を確認した。
これに伴い、回収地点の半径10Km県内を野鳥監視重点区域に指定し、新潟県は野鳥の監視を強化。また新潟県は新たな対応として、野鳥監視重点区域において状況調査を実施し、結果を公表するという。加えて、改めて区域内の養鶏農場に対し、異常がないことを確認し、防疫対策の再徹底を指導する。
継続する対応としては、野鳥の監視体制の強化、関係課との情報共有を引き続き実施し、養鶏農場への情報共有と注意喚起を実施するという。