新潟県の抗体保有率は0.07%で他の地域よりも低い?
健康診断時のオプション検査の一つとして新型コロナウイルス抗体検査を行っている(一社)新潟県労働衛生医学協会(新潟市西区)が12日に発表した報道資料によると、で、他地域に比べ低い可能性があることがわかった。
抗体検査はウイルス感染後に体内で作られるタンパク質を測定する検査で、過去に感染があったかどうか確認することができる。
今年2月5日、厚労省は昨年12月に実施した5都府県(東京、大阪、愛知、福岡、宮城)の1万5,043名を対象とした抗体検査の結果を発表。同協会では、その結果と同協会の受診者の抗体割合を比較した。なお同協会の比較対象者は、昨年6月26日から今年1月29日までに健康診断時に抗体検査を実施した人1,540名(男性1,069名、女性471名)。判定は厚労省の判定と同様、ロシュ社の検査試薬で陽性、アボット社の検査試薬でも陽性となった場合のみ抗体保有者と判定した。
その結果、新潟県の抗体保有率は他地域と比べて圧倒的に低い結果となった(上の表参照)。