新潟市都市計画の基本方針改定を検討する「新潟市都市計画マスタープラン策定検討委員会」が開催
新潟市は12日、第3回新潟市都市計画マスタープラン策定検討委員会を新潟市中央区の古町ルフルで開催した。
新潟市の都市計画の基本方針、通称「都市計画マスタープラン」は策定から10年以上が経過したことから、これまでの振り返りと計画の進捗の評価をするとともに、社会・経済状況の変化に対応するための改定を見据えた検討が進められている。
第3回は、土地利用の基本戦略案などに関して話し合われた前回の振り返りから始め、全体構想の骨子案についても話し合った。
改定にあたってはこれまでの検討委員会で、少子高齢化や災害の激甚化などが挙げられてきたが、今回も外国人移住者による起業の推進や、平坦な地形を生かした自転車利用の促進、SDGsやカーボンニュートラルへ対するより深い関わりを提案するものなど、多くの意見が交わされた。
加えて、類似する各方針や重複する表現をまとめるなどし、市民の目線でも理解しやすい構成に「スリム化」するための協議も行われた。
【関連記事】
新潟市がマスタープラン策定検討委員会を実施(2020年8月11日)