開志専門職大学紫竹山キャンパスで開催された「橙華祭」で新人アーティスト中井佑香さんが自身初のバンドライブ
柳都アーティストファーム所属の新人アーティストの中井佑香さんは30日、開志専門職大学紫竹山キャンパス(新潟市中央区)で開催された「第2回 橙華祭(とうかさい)」で、自身初のバックバンドを擁すライブを行った。
「橙華祭」とは、開志専門職大学が主催する大学祭。去年は学生および関係者のみで開催されたが、今年は新型コロナウイルス感染症対策を行った上で一般の方100名までの来場を可能とし、事前予約制にて実施された。
「事業創造学部」「情報学部」「アニメ・マンガ学部」の学生が日頃の研鑽結果を発表する催しで、メタバースやeスポーツなど、日本の先端技術を学ぶ学生たちが大人顔負けの実績を披露していた。
「橙華祭」の呼称は、事業創造学部の学生が考案した。開志専門職大学のイメージカラーである橙色と「大学祭に関わる一人一人が華のように輝けたらいい」という想いが込められている。
開志専門職大学は、全学部で600時間以上にわたる企業内実習を実践しており、社会人・企業人に必要な心構えや姿勢、課題解決力など座学では得られないリアルな学びをビジネスの現場で直接学び、目指す業界のプロとして求められる実践力・応用力を身につけることを目的としている。そういった特色を有す特性上、学園祭ではあるが、非常に高いレベルで催しが企画されている。
中井佑香さんは開志専門職大学紫竹山キャンパス内にある大講堂内に特設されたステージに立ち、押し寄せた多くの観客が見守るなか登場し、26日より配信リリースが開始された新曲「夢⾊のファンファーレ」を含む全5曲を披露した。
中井佑香さんが「やっぱり迫力が凄くあった」と語ったバックバンドの演奏は、激しくかつ調和のとれた確かな演奏力で中井佑香さんの歌声をひと際引き立たせていた。
煌びやかなライトに照らされて、演奏が始まると観客は持参したペンライトを振ってライブの世界に引き込まれていった。弱冠17歳の中井佑香さんは、広い大講堂の隅々にまで行き渡る声量で熱唱し、バンドメンバーとコミュニケーションを取りながら全5曲を歌い切った。
ライブ終了後に今日の感想を聞くと、「ペンライトを振られながらライブをした経験があんまりなかったので、キラキラと輝いて嬉しかった。2か月前からこの日のために練習をしてきた。(周囲の人たちが)今日のライブのことを一生懸命考えてくれていて、めちゃくちゃありがたかった」と語った。
中井佑香さんは、11月20日には新潟市産業振興センター (新潟市中央区)で開催される「スーパーガタケット」への出演も決まっており、今後の展開が楽しみなアーティストである。彼女自身が、大のアニメファンということもあり、アニメを含むサブカルチャーの祭典である「スーパーガタケット」への出演を楽しみにしている様子だった。
中井佑香さんの魅力の1つは「成長力」。今回、バンドを擁したライブを経験したことで、彼女の歌唱力は、また1つ成長した。ライブを重ねていくたびに成長していく彼女の歌唱力に注目だ。
(文・撮影 児玉賢太)
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