新潟市で「さかなクン」氏によるセミナーが開催
14日、新潟市のANAクラウンプラザホテル新潟にて、さかなクン氏による「さかなクンのギョギョッとビックリ!!お魚講座〜お魚と海の環境について〜」の講演が開催された。なお会場では検温、マスク徹底、手指の消毒などのコロナ対策が行われていた。
さかなクン氏は平成19年から「新潟おさかな大使」に任命されている。今回の講演でさかなクン氏は、自身の新潟県との関わりなども交えながら、参加者約300名の前で、魚と海の環境についての話を約90分に渡って講じた。
講演では始めに、新潟県柏崎市で有名な「鯛」や、新潟県沖の名物である「のどぐろ(アカムツ)」、新潟が発祥の地とされる鑑賞魚「錦鯉」についての講座とクイズなどが行われた。クイズには会場に居た子供たちが積極的に参加し、クイズ正解者にはさかなクン氏が会場で実際に説明に用いた、手書きの絵や説明が書かれている用紙がプレゼントされた。
次に、さかなクン氏は海洋のゴミ問題などについて、「海洋ゴミは浜辺だけでなく、海底でも問題になっている」と説明し、誤ってゴミを食べてしまう魚の話や、マイクロプラスチック問題などの話しをした。
最後にさかなクン氏は、「今日のお話を聞いて、おサカナを食べたいと思ってくれた人がいたら感激です。おサカナは私たちに感動や栄養を届けてくれます。これからも皆さんに、おサカナの感動と環境について考えてほしいと思います」と会場に向けてメッセージを伝えた。