新潟県が15日夜から19日にかけて予想される暴風雪や大雪に備えるための会議を開催
新潟県は15日、同日夜から19日にかけて暴風雪や大雪が予想されることから、気象情報の共有を図るための情報連絡室会議を開催した。
15日から16日にかけて、低気圧が急速に発達しながら日本の東を北上し、18日ごろには強い冬型の気圧配置になる見込みである。これにより、15日夜遅くから16日朝にかけては佐渡や下越では暴風となる可能性があり、波も佐渡と下越で16日から18日にかけて大しけとなる見込みだ。
雪に関しては、1月上旬の大雪ほどにはならないと予想されているものの、17日18日にかけて上空に強い寒気が流れ込むため、山沿いを中心に降雪となる見込みで、それに関連して雪による交通障害や吹雪による視覚障害、電線や樹木への着雪、なだれなどに注意を呼びかけている。
新潟県防災局危機対策課の深田健課長は「1月の7日8日の強風において県内で20人の方が負傷しているほか、停電の被害も予想されるため、懐中電灯の用意や不要な外出を控えるなど注意をしてもらいたい。また、降雪後の除雪に関しても、今年度は340人(過去10年で最多の人身被害件数となる)が除雪中に負傷している。そのうち19人が亡くなっているが、多くの方が単独で作業をしていたので、雪かきの際は近所へ一言かけるなどの対策をしてほしい」と注意を呼びかけた。
また県はこれに関連して、大雪などによる農林水産施設への影響や管理にも注意を呼びかけている。詳細については、以下の県webサイトを参照。
【関連リンク】
新潟県webサイト 「暴風と高波及び大雪に対応した農林水産業用施設等の被害を防止するため、管理対策の徹底をお願いします」