新潟県阿賀野市の瓢湖で回収された死亡野鳥からA型鳥インフルエンザウイルスの陽性反応
新潟県は16日、阿賀野市の瓢湖で回収された死亡野鳥を環境省が遺伝子検査したところA型鳥インフルエンザウイルスの陽性反応が出たと発表した。
13日、瓢湖(環境省管理)でオオハクチョウ1羽の死亡個体を回収し、14日に簡易検査を実施したところ陰性だったが、16日に遺伝子検査を実施したところ、A型鳥インフルエンザウイルスの陽性反応が出た。
環境省は16日、回収地点の半径10km圏内を野鳥監視重点区域に指定するとともに、確定検査機関に検体を移送しました(結果判明は1週間程度かかる見込み、確定検査の結果、陰性となることもある)。
また県は、半径10km以内の養鶏場に対し、異状がないことを確認し、防疫対策の再徹底を指導した。
瓢湖では、人を介したウイルスの拡散や感染を防ぐ観点から、消毒マットの設置などの対策を11月から継続実施している。