村上市スケートパーク拠点に活性化を 信金中央金庫が1千万円寄付【村上新聞】
子どもたちによるデモンストレーションも
信用金庫の中央機関である信金中央金庫(東京)はこのほど、地域創生事業に役立ててもらおうと、村上市へ寄付金1千万円を贈った。
寄付は同金庫創立70周年記念事業の一環。自治体に対して「企業版ふるさと納税」制度を活用した寄付を行うことで、地域の課題解決や持続可能な社会の実現を目的としたもので、全国で103事業が選ばれた。
地元村上信用金庫から推薦された同市の事業は、「スケートボードの聖地『むらかみ』プロジェクト」で、市スケートパークを拠点に、若者がトップアスリートになる夢を応援するとともに、利用者のすそ野を広げ、にぎわいや地域経済の活性化などを目指す。
17日に同スケートパークで開かれた贈呈式では、子どもたちによるスケートボードのデモンストレーションもあった。村上信金の大滝愼一理事長は「新たなスポーツ文化が育まれ、さらなる活性化につながることを期待している」とあいさつし、高橋市長は「ニーズの高いスクールのクラスを増やしたり、さまざま展開していきたい」と感謝していた。
村上新聞2021年2月21日号