(株)はあとふるあたご(新潟市中央区)が新潟市東区に複合型高齢者施設を今年5月に開設

(仮称)はあとふるあたご複合施設ゆたかの完成予想図

NSGグループの介護サービスを展開する株式会社はあとふるあたご(新潟市中央区)が、新潟市東区にシェアスペースを備えた複合型高齢者施設「(仮称)はあとふるあたご複合施設ゆたか」を2021年5月に開設する。認知症の高齢者を介護する認知症対応型共同生活介護、在宅での介護を中心とした小規模多機能ホームと2つの介護サービスを併設した施設で、多様なニーズに対応できるようシステムキッチンと特大スクリーンを備えた「シェアスペース」が施設内に設けられる。

新潟市東区の地域福祉計画・地域福祉活動計画(2015〜2020)においては、「地域の人々とのふれあいや支えあいのなかで、みんなの顔が見え、安心して暮らせるまち」と基本理念を掲げている。東区は、高齢者人口3万4,890人、高齢化率25.1%(平成26年3月末現在)、平成26年と令和2年を比較すると約4,549人増加、高齢化率は25.1%から28.9%と増加している。これは同計画において、平成37年に至ると推計されていた29.92%に近い値であり、65歳以上の人口が約37,492人とも推計されており、想定よりも7年も早く高齢者人口が増えているという実態があるという。

こうした背景から同社は、本人はもちろんのこと、家族や地域住民は暮らし慣れた地域で「自助・互助・共助・公助」を活用しながら、安心安全で自立した日常生活を営むことが可能となるサービスの量的拡大と質的向上を切望されていると捉えた。

また平成8年10月に福祉用具事業を開始して以来、「人を一番大切にする」という同社の基本理念のもと、地域に根差した事業所運営を第一に考え、当該地域で今後も必要とされる介護サービスを提供したいという熱い思いから今般の施設開設に至ったという。

 

【関連リンク】
はあとふるあたご:https://heartfull.jp/

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