【村上新聞】ハクチョウや夕焼け 児童考案の和菓子が完成
神林商工会青年部がコンテスト企画
村上市神林地区の小学生たちが考えた、地域の風景や思い出などをモチーフにした和菓子がこのほど完成し3日、同地区文化祭で販売された。
神林商工会青年部(武者将由部長)が、子どもたちに楽しく地域の良さを知ってもらおうとコンテストを初めて企画。地区の2小学校に呼び掛け、オリジナル和菓子とパッケージデザインの部門に計30点以上の応募があった。
ハクチョウや夕焼け、サケをイメージした和菓子3点と、お菓子の国や田植え風景をモチーフにしたパッケージデザインが採用され、青年部メンバーで元菓子屋の野澤大さんがデザイン案をもとに練り切りやようかん、寒天などで忠実に再現した。
同日は入賞者の表彰式もあり、秋らしい和洋折衷のお菓子の国をイメージしたパッケージを考案した斎藤陽香さん(平林小6年)は「メルヘンチックな世界をイメージした。採用されてうれしい」と笑顔。武者部長は「子どもたちとともに我々も地域の良さを再発見する機会になった。継続的に実施していけたら」と話していた。
村上新聞2022年11月12日号