新潟県上越市の村山市長が市長選不出馬の意向固める
新潟県上越市の村山秀幸市長(72)が、今秋に実施される任期満了に伴う上越市長選に出馬しない意向を固めたことが関係者などへの取材で明らかになった。関係者によると、近く村山市長が表明するという。
村山市長は現在3期目で、16日の上越市長定例記者会見でも今後の去就について明言を避けていた。村山市長は昨年11月に急性胆のう炎で入院したほか、今年1月には胆のう摘出手術のために入院し、2月16日に公務に復帰していた。
関係者によると、村山市長は先週末や23日の祝日を使って、有力な支援者への挨拶を行ったという。
上越市長選をめぐっては、2017年10月の上越市長選で現職に約1400票差まで迫った兵庫県出身で元上越市議の中川幹太氏(45)が昨年7月に出馬を表明しているほか、今年の2月15日に佐渡市の行政書士、後藤浩昌氏(60)も出馬を表明した。自民党系の候補も擁立する方向だが、まだ誰も正式に表明はしていない。
このほか、元上越市長で、現在上越市議の宮越馨氏(79)も出馬に意欲を見てせており、今秋の上越市長選は混戦となりそうだ。