新潟県内のオリンピック聖火リレーに携わるボランティアが募集開始
東京2020オリンピック聖火リレー等新潟県実行委員会(県実行委員会)は24日、県内における聖火リレーの運営に携わるボランティアを新たに募集することを発表した。
同様の聖火リレーボランティアは、2020年の3月から4月に1度募集されていたが、新型コロナウイルス感染拡大に伴うオリンピックの延期により、応募の取り消しが行われていた。今回新たに募集を行うにあたり、昨年の応募者を引き継ぐことも検討されたが、感染拡大による状況の変化などから新たに募集をかける形となったという。なお、昨年応募者についても新規で応募可能である。
ボランティアの活動日は、県内を聖火ランナーが走る6月4日または5日。7時から22時まで約4時間程度のあいだ、リレー沿道の走路管理、セレモニー会場の観客整理、枝道の規制補助、迂回路の案内などを行う。活動区間は、県内の聖火リレールート全13区間のうち、いずれか1区間を応募時に選択する形になる。
なおリレー実施市町村は巡回時間順に、4日が糸魚川市、上越市、柏崎市、佐渡市、十日町市、南魚沼市。5日が長岡市、三条市、燕市、弥彦村、新潟市、新発田市、阿賀町、村上市となる。
ボランティアの応募資格は、2003年4月1日以前に生まれた人で、後日県ホームページに掲載予定の募集要項に同意・厳守できる人。募集人数定員は3,000人程度を想定している。待遇に関しては、県実行委員会で一括して損害保険、損害賠償保険に加入予定であるほか、ボランティアであることを識別できるアイテムを支給する予定であるという。
募集期間は3月5日10時から、4月9日24時まで。県ホームページの「申し込みフォーム」、もしくは、県庁、地域振興局、市町村役場、公共施設などで配布する所定の申し込み用紙を、郵送(消印有効)・メール・ファックスで「東京2020オリンピック聖火リレー等新潟県実行委員会」宛に送ることで申し込み可能(応募先などの詳細については、新潟県のホームページを参照)。
ボランティアに決定した人には、後日メールや電話で連絡があったのち、聖火リレー日までに事前の説明会などが開催される予定である。