2021年4月に開校する新潟県の三条市立大学が2次試験(前期日程)を実施
25日、国公立大学の2次試験(前期日程)が開始され、新潟県内でも新潟大学や長岡技術科学大学などの学校が試験を実施した。2021年4月、新たに開校する三条市立大学でも実施され、同大学の一期生を目指して多くの受験者が試験に臨んだ。
県央地域初の公立大学となる三条市立大学は、広範囲の工学知識と社会科学を融合させた授業と、燕三条という日本有数のものづくり地域の特色を生かした産学連携実習中心の学習を特徴とし、アハメド・シャハリアル学長は「技術革新(イノベーション)を生み出す人材を輩出する」ことを目指す。
前期日程では、募集人数58人に対して志願者数は301人(三条市立大学2月9日発表)で志願倍率は5.4倍。三条市立大学会場のほか、仙台・大宮・大阪の県外3会場で試験を実施した。合格発表は3月3日。三条市役所三条庁舎前掲示板と大学webサイト上に合格者の受験番号を掲示し、あわせて合格者には通知を送付する。
なお、中期日程の試験は3月15日を予定している。また、3月27日から29日の3日間には開校に先立って、一般向け内覧会を開催する予定である。
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