「現状は行動制限は考えられない」新潟県の花角英世知事が感染拡大が続く新型コロナウイルス感染症について言及

花角英世知事(左)(オンライン中継より)

新潟県の花角英世知事は16日午前、新潟県庁で定例会見を開き、新潟県内だけでなく、全国的に感染拡大が続く新型コロナウイルス感染症について言及した。

感染拡大が続く新型コロナウイルス感染症について花角知事は「全国的にも感染拡大が続いている中で、昨日時点での直近1週間の先週比では1.27倍であり、拡大傾向は続いているという認識だ。ただし、医療の状況は病床使用率が36%強であり、重症者や中等症患者の数を見ても、今現在ひっ迫しているという状況ではない。しかし、徐々に負荷が上がっているという認識でいる。今後の状況を警戒感を持って注視していく。基本的な感染対策を
県民のみなさんにお願いを呼び掛けると同時に、オミクロン対応のワクチンの積極的な接種をお願いしてまいりたい」と語った。

インフルエンザとの同時流行の懸念については、「最悪のケースも想定されるということで、国の資料を使って試算したが、1万4000人になると申し上げたが、その時に11の対策を発表している。県民への呼びかけの分野、検査・受診・相談の分野、診療・療養の分野の3つの分野で取り組む各項目を上げているが、発熱外来の体制強化が進んでいる。受診相談センターの電話回線も増やして調整を進めている」と話した。

また、行動制限については、「これは今の時点でどうこういうことではない。現状は行動制限は考えられない。これから先のことはあるもないも言えないのが正直なところだ。株が変化するとか、医療の状況などを総合的に判断していくべきことだ」と述べた。

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