新潟県糸魚川市来海沢地区で地すべりが発生、9世帯20人に避難勧告も

地滑りの様子(糸魚川市提供)

新潟県糸魚川市の西海来海沢地区で4日深夜、地すべりが発生し、現在9世帯20人に西海地区公民館への避難勧告が発令されている。

糸魚川市によると、4日の深夜1時13分、東北電力より「停電対応で現地調査に向かう途中、来海沢会館から約200m市野々方面で地すべりが発生し、道路が寸断されている」と情報が入ったという。

地滑り(雪崩)は、来海沢地区住家近くまで崩れており、土砂が県道上町屋・釜沢・糸魚川線を寸断したため通行止めとなった。市野々、御前山地区(それぞれ世帯数1世帯2人)では県道の寸断による往来不可と、山崩れによる停電が発生している。また、来海沢地区9世帯で断水が発生している。

被害状況としては住家被害1軒、空き家被害1軒、非住家1軒の被害が出ているが、現在人的被害は報告されていない。

糸魚川市では、4日3時に「来海沢地すべり災害対策本部(本部長:米田徹市長)」を設置して住民の避難、情報の収集等について対応している。

地滑りの様子(糸魚川市提供)

 

【糸魚川市来海沢地区】

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