<PR>新潟ろうきん本店営業部(新潟市中央区)がフードパントリーに参加、ひとり親家庭など160世帯へ支援

新潟ろうきん本店営業部(新潟市中央区)は10月30日、にいがたお米プロジェクト事務局が主催するフードパントリーに参加し、ひとり親家庭など160世帯へ食料や生活用品を提供した。また、ろうきんでも独自のブースを設置し、生理用品や女性相談窓口のパンフレットも配布。いわゆる「生理の貧困」などの悩みを抱える世帯へ寄り添った。

にいがたお米プロジェクトは、新潟市内で児童扶養手当を受給しているひとり親家庭などに毎月食料米を届ける活動であるが、並行してフードパントリーも行っている。4回目となる今回は、主に新潟市中央区、西区、東区の母子家庭、父子家庭など160組が来場した。会場では、米や野菜、調味料をはじめ、フードパントリーに寄附されたお菓子など多種多様な食料品を提供。また、単に物資を提供するだけでなく、生活相談ブースや、児童が工作で遊ぶスペースも確保。多面的に家庭を支援する取り組みであるとともに、会場となったいくとぴあ食花の緑溢れる様子も相まって、明るく、参加者の心も和ませるような催しとなった。

いくとぴあ食花

ろうきんではこれまでにも、お米プロジェクトが行っている毎月の食糧提供(宅配業務)に協力してきたが、フードパントリーに参加するのは初。当日はろうきん本店の職員27名と会員の代表である推進委員6名が運営に協力し、食料の受け渡しから駐車場までの荷物運びの手伝いまで奔走した。

また、ろうきんでは職員の発案で、女性用生理用品を来場者へ無償配布した。ろうきん事務局の西澤理恵さんは「ひとり親家庭では、女性用品を買うことを我慢することもあるのではないかと思う。いわゆる『生理の貧困』として社会問題になっており、前からこの課題へ関心を持っていた。学校へ生理用品を寄付する事例も聞いていたことから、今回のフードパントリーでも配布を企画した」と話す。家庭の経済状況の問題だけでなく、子どもにとっては「言い出しにくい」という心理的なハードルもある。非常に身近ではあるが、表面化しづらい問題だ。「例えば母子家庭のお母様や、父子家庭の娘さん。どなたでも必要な方にお渡しできれば」(西澤さん)。

ろうきんが提供した紙袋には生理用品とともに、にいがたRibbon net(公益財団法人新潟県女性財団)と新潟市パーソナル・サポート・センターのパンフレットも同封していた。西澤さんは話す。「何かお困りごとがあっても、どこに相談すればいいのか分からず、また他人へ相談することを躊躇われることがあると思う。Ribbon netやパーソナル・サポート・センターのような機関があるということだけでも知ってもらえたら。物資だけにとどまらず、次の支援につながるような活動も視野に入れていきたい」。

ろうきん本店営業部では今回以外にも、前述のお米プロジェクトへの協力、「生活応援セミナー」や学校での出前授業による金融セミナーと金融教育など、地域の活動へ積極的に参加している。また、本店営業部以外の各店でも子ども食堂への支援などに動いている。

本店営業部の髙橋理部長は「昨年のフードパントリー(第3回)が大変盛況だったと聞き、職員の中から『今年はろうきんでも参加しよう』と声が上がった。金融機関としての業務だけでなく、こうした地域貢献につながる活動に参加することで、職員も(地域の実状を)身をもって勉強することができる」と語る。今回も前述のように、職員が主体的に社会課題を見つけ、企画を立ち上げたが、正にその理念を反映した行動だと言える。

生理用品の無償配布を企画した西澤さんはまた、相談ブースなども充実させた会場全体を見渡しながら語った。「現代は人とのつながりが希薄になりつつある。相談したくてもできない状況。こうした(気軽に悩みを打ち明けられる)会場の形はとても良いと思う」。

新型コロナウイルス感染症禍に加え、記録的な物価高でひとり親などの家庭は一層苦しい状況にある。また、テレワークなどにより働き方と居住地の自由度は急激に高まったが、同時にコミュニケーションや地域のつながりが希薄になっている点は多く指摘されているところだ。こうした中、ろうきんは単なるいち金融機関として以上に、地域の住民一人ひとりに寄り添う存在としての活動へ力を入れていた。

 

【新潟県労働金庫(ろうきん)本店営業部】
025-228-1230(受付時間:平日9時~17時)
◆休業日:土曜日・日曜日・祝日(振替休日含む)・12月31日~1月3日
URL https://www.niigata-rokin.or.jp/

 

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本記事は、新潟ろうきん提供による記事広告です。

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