東京都の小池百合子都知事が27日来県し、新潟ふるさと村(新潟市西区)で東京産食材フェアなどを視察
東京都の小池百合子都知事が27日来県し、新潟ふるさと村(新潟市西区)で東京産食材フェアを視察した。新潟県の花角英世知事も同行した。小池都知事は、たくさんの来店客でにぎわう売り場を視察し、売り場担当者などに話しかけたり、試食をしたりしていた。
また、同日、新潟製粉株式会社第2工場(新潟県胎内市)、株式会社タイナイ製造工場(新潟県胎内市)の3か所を視察する予定。
今回の視察は、今年7月に新潟県と東京都で締結した「米粉の活用促進及び農林水産物の魅力発信に関する連携協定に」に基づくもので、東京産食材フェアの開催も協定の一環。
東京産食材フェアは、新潟ふるさと村バザール館で25日から27日までの開催で、新潟イイもん・うまいもん見っけバザールと同時開催している。
東京産食材フェアの出展内容は、東京産農林水産物・加工品のPR販売で、アシタバ、小松菜、小笠原レモンなどの農産物、観葉植物、くさや、サメジャーキーなどの水産加工物を販売していた。烏骨鶏の卵を販売していた女性は「烏骨鶏の卵は小さいが、卵を産む回数が少ないので、栄養価が高い」とPRしていた。
小池都知事は「東京都と新潟県の協定を育てていきましょう。そのためには、おいしくいただいていきたいと思います」と挨拶した。
花角知事は「東京と故郷新潟のものを合わせて買っていただきたい。今後は東京と連携し、新潟の米粉などを売り込んでいきたい」と話した。