新潟県糸魚川市で4日未明に発生した地すべりの被害状況(5日15時15分発表)
新潟県は、4日未明に同市の西海 来海沢地区で発生した地すべりの被害状況を公表した。(5日15時15分発表)
停電状況は、市野々、御前山、来海沢地区で97戸が停電している(なお97戸は、既に避難済みの建物や居住者がいない建物である)。
河川関連は、現在河道内の土砂の先端は、現時点で市道橋の下流約100mで止まっている。応急対策として、集落内に流出した土砂の発生源である斜面から集落への土砂流入を防ぐため、4日夕方から24時間体制で集落上流端(西川右岸側)に異形ブロックの設置を実施していて、5日12時時点で約800個を設置済み。
また、市道橋上の堆積土撤去及び河道内の土砂撤去に3月5日から準備に着手した。準備完了後24時間体制で実施する予定。監視体制としては、5日から毎日定時(午前10時)のドローン空撮による経過観察を実施している。
このほか、前回の被害状況から変更はない。