「絶滅危惧種ニホンライチョウ」の調査保護活動を行うため、「さとふるクラウドファンディング」などで寄付受け付けを開始

クラウドファンディングサイトのイメージ(報道資料より)

新潟県妙高市とふるさと納税ポータルサイト「さとふる」を運営する株式会社さとふる(東京都)は、寄付金の使途に応じて事業を立ち上げ寄付を募る「さとふるクラウドファンディング」にて、妙高市の火打山に生息する「絶滅危惧種ニホンライチョウ」の調査保護活動を行うため、30日から12月21日までの間、寄付を受け付けている。なお、クラウドファンディングの目標金額は150万円だという。

妙高市にまたがる妙高戸隠連山国立公園の火打山山頂周辺には、国の天然記念物で絶滅危惧種のニホンライチョウが生息している。火打山では現在20羽程度のライチョウが確認されているが、その数は年々減少傾向にあり、地球温暖化などの理由からエサとなる植物が減少するなど、火打山のライチョウに絶滅の危機が迫っている。

妙高市は「ライチョウ生息地回復事業」推進のため、2019年から継続して「さとふるクラウドファンディング」で寄付を募集しており、これまで実施してきたライチョウの生息環境調査、改善などの保護活動に効果が見られた。そこで今回の「さとふるクラウドファンディング」を活用し、対象地域を拡大する。集まった寄付金は、継続的なライチョウ保護活動、火打山の自然環境保全活動の一部に活用される。

「さとふるクラウドファンディング」とは、ふるさと納税の仕組みを活用して、寄付金の使途に応じた事業を立ち上げ寄付を募る、クラウドファンディング型ふるさと納税サイト。寄付者は「さとふるクラウドファンディング」上で具体的な寄付金の使途から寄付先を選択できるほか、自治体への応援メッセージの投稿や集まった寄付金額を随時確認することもできる。

この事業は「さとふる」と業務提携を結ぶ、株式会社CAMPFIRE(東京都)が運営する国内最大の購入型クラウドファンディング「CAMPFIRE(キャンプファイヤー)」からも、寄付の申し込みが可能となっている。

 

【関連リンク】

ふるさと納税ポータルサイト「さとふる」

「さとふるクラウドファンディング」

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