販売額1億円を目指し、上越えだまめのブランド化へ JAえちご上越(新潟県上越市)がえだまめ次年度対策会議兼優良生産者表彰式

えだまめ次年度対策会議兼優良生産者表彰式の様子

JAえちご上越(新潟県上越市)は28日、えだまめ次年度対策会議兼優良生産者表彰式を上越市の三和支店で実施した。当日は、JAえちご上越の職員、生産者のほか、県や市の農政担当者、全農にいがた、東京青果株式会社の担当者なども出席した。

JAえちご上越の岩崎健二常務理事は「厳しい状況下で所得を確保するためには、園芸の推進、そして水稲プラス園芸による複合営農の推進が最も有益な柱としてある。上越えだまめのブランド化も次年度対策で提案をさせていただきたい」と挨拶した。

また、令和4年JAえちご上越共同選別えだまめ実績が公表され、荷受数量は目標の300トンに対し、実績は前年対比1.8%増の約222トン、販売数量は目標の150トンに対し、実績は前年対比9.1%増の約104トン、作付面積は目標の60ヘクタールに対し、前年対比1.7%増の58.8へクタール、販売金額は目標の1億円に対し、前年対比16.3%増の約6,363万円となった。平均単価は目標の670円に対し、実績は前年対比6.6%増の627円だった。

JAえちご上越園芸畜産課の担当者は「販売金額1億円を目指している。平均単価が700円を超えるのは少なく、650円前後が平均だ。県内、県外産地との生き残り競争が激しい。販売数量100トンが平均になるようにしたい」と話した。

令和5年度へ向けては、えだまめの品質や食味のばらつき課題であることから、今後、上越ブランドとして確立していくためには、「くろさき茶豆」のような品質・食味の平準化が必要不可欠となるとしている。

JAえちご上越の岩崎健二常務理事

こんな記事も

 

── にいがた経済新聞アプリ 配信中 ──

にいがた経済新聞は、気になった記事を登録できるお気に入り機能や、速報などの重要な記事を見逃さないプッシュ通知機能がついた専用アプリでもご覧いただけます。 読者の皆様により快適にご利用いただけるよう、今後も随時改善を行っていく予定です。

↓アプリのダウンロードは下のリンクから!↓