「社会に出てすぐに戦力になる学生を養成」開志専門職大学と新潟信用金庫が産学で連携推進

開志専門職大学(新潟市中央区)は29日、新潟信用金庫(新潟市中央区)と「産学連携の協力推進に関する覚書」を締結した。

開志専門職大学は、2020年に新潟県で初の専門職大学として開学した「事業創造学部」「アニメ・マンガ学部」「情報学部」の3つの学部からなる大学。開志専門職大学の特色の1つとして、在学中に実際に学生が企業に出向いて600時間以上の企業内実習を行う制度や、学内でビジネスコンテストを開くなど、実社会に対し実践的な教育制度を敷いている。

新潟の産業界と太いパイプを持つ新潟信用金庫と産学連携を図ることで、新潟信用金庫側が行う厳正な審査を通過した、起業を希望する学生に対してのスタートアップ企業創業支援や、学生が企業内実習をするうえで必要な協力企業とのネットワーク作りなど、協定を活かした教育へのアプローチを予定しているという。

調印式に出席した開志専門職大学の北畑隆生学長は、「(開志専門職大学は)社会に出てすぐに戦力になるようなプロフェッショナルなスキルを持った学生を養成するのが特徴。そんな中、長い歴史を持ち、産業界との太いパイプを持ち、産業界の情報を持つ新潟信用金庫さんと産学連携ができることは、とてもありがたい」と語った。

一方で、出席した新潟信用金庫の小松茂樹理事長は、「新潟信用金庫は、これまでも『産学官金』の連携を深め、強力に推進しながら地元の顧客や地域のニーズ、課題の解決に取り組んできた。今回の連携では、開志専門職大学の学生たちの成長の一助になれるように携わらせて頂けると聞いている。微力ではあるが、一生懸命に取り組みたい」と話した。

続けて、「(開志専門職大学を)卒業する学生さんたちの何割かが新潟で開業したり、創業したり、あるいは地元の企業に就職してもらい、新潟の産業界や街をさらに活気あるものにしてもらいたい」と開志専門職大学の学生への期待感を語った。

左から 新潟信用金庫の小松茂樹理事長 開志専門職大学の北畑隆生学長

調印の様子

 

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開志専門職大学公式ホームページ

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