休暇を取得した部下へ暴言、村上市消防本部(新潟県村上市)職員がパワハラで減給処分
村上市消防本部(新潟県村上市)は29日、休暇を取得した部下へ対して暴言を浴びせるなどのパワーハラスメントを行ったとして、男性消防司令補(40歳代)を減給10分の1(2ヶ月)の懲戒処分とした。
男性消防司令補は10月、当時所属していた山北分署で、部下が正当に休暇を取得したにもかかわらず、電話で指導を超えた暴言を浴びせたという。さらにその後、男性消防司令補は自身の行為が相応しくないものだと自覚したため謝罪のため部下の自宅へ向かい、無断で1時間職場を離脱して公務の運営に支障を生じさせた。
これらの行為から、村上市消防本部は男性消防司令補を減給10分の1(2ヶ月)の懲戒処分とした。また、上司についても管理監督責任を問い、男性消防司令補直属の上司である分署長を戒告、消防署長を厳重注意とした。
村上市消防本部によると、男性消防司令補について現時点では上記以外にパワハラ行為は確認されていないという。