新潟県胎内市で回収されたハヤブサから高病原性鳥インフルエンザ(H5亜型)検出
新潟県によると、胎内市で回収されていたハヤブサ1羽の傷病個体について、環境省が遺伝子検査を実施したところ、29日に高病原性鳥インフルエンザ(H5亜型)が検出された。
同傷病個体についてこれまで、20日に県愛鳥センター紫雲寺さえずりの里で簡易検査を実施したところ、A型鳥インフルエンザウイルスの陽性反応を確認しており、環境省が回収地点の半径10キロメートル県内を野鳥関し重点区域に指定。県は同区域内における野鳥の監視を強化していた。
29日には、環境省が遺伝子検査を実施。その結果、高病原性鳥インフルエンザ(H5亜型)が検出された。そのため新たに野鳥監視重点区域で状況調査を実施。今後結果を公表する。また、区域内の養鶏農場へ対し、異常が無いことを確認して防疫対策の再徹底を指導した。
なお、野鳥監視重点区域は阿賀町の養鶏場を中心とした野鳥監視重点区域とは重複していない。