仕出しやランチサービスなど販売の有限会社野崎家(新潟県長岡市)が破産開始決定
株式会社東京商工リサーチ新潟支店によると、有限会社野崎家(新潟県長岡市、設立1967年6月15日、資本金400万円、野﨑浩一郎社長)は11月21日、新潟地裁長岡支部より破産開始決定を受けた。破産管財人は五十嵐亮弁護士(弁護士法人一新総合法律事務所長岡事務所、新潟県長岡市)が選任された。負債総額は18社に対し、約1億300万円が見込まれる。
野崎家は「会館野崎家」の名称で日本料理を提供し、忘新年会や会合、法要などに利用されていたほか、仕出しやランチサービス、オンラインでの名産品販売なども行っていた。
2019年9月期には売上高1億3000万円を上げていた。しかし、新型コロナウイルスの感染拡大後は客足が大きく減少し、2021年9月期の売上高は4000万円にまで落ち込んでいた。
2022年春頃より臨時休業の貼り紙を出し、営業を停止していたもので、今回の事態となった。新潟県内における新型コロナウイルス関連破たんは64件目となる。