株式会社池田屋スーパー(新潟県長岡市)が破産申告
株式会社東京商工リサーチ新潟支店によると、株式会社池田屋スーパー(新潟県長岡市、創立1974年、資本金1,000万円、池田芳一社長)は3月1日に事業を停止し、事後処理を黒田隆史弁護士(黒田特許法律事務所)に一任して破産手続の準備に入った。負債総額は約4,000万円。
池田屋スーパーは1964年12月に食料品や酒類販売を目的に創業し、1974年3月に法人化。周辺住民を主要顧客として事業を行っていたが、大手スーパーや量販店などに顧客が流出して売上減少が続き、2020年8月期の売上高は約2,800万円にとどまっていた。また、売上低迷で損益は低調な内容に終始し、借入依存も高く、厳しい経営状態となっていたため、資金繰りが限界に達して今回の事態となった。