「クエストカップ全国大会」でカルビーのミッションを探求した新潟県立津南中等教育学校がグランプリ(最高賞)を獲得
カルビー株式会社(東京都)は、「クエストカップ2021全国大会」で、新潟県立津南中等教育学校の「チームうすしお」がグランプリ(最高賞)を獲得した、と発表した。
今回の「クエストカップ」は、株式会社教育と探求社(東京都)による中高生向け教育プログラム「クエストエデュケーション」の2020年度を締め括るイベントで、今年2月20日から28日の日程でオンライン開催された。
2005年にスタートした「クエストエデュケーション」は、生徒たちが企業からのミッションや社会課題に向き合うことで、「生きる力」を身につける教育プログラム。今回は、全国32都道府県217校3万7,208名の中高生が参加し、6部門で課題に取り組んだ。カルビーは、生徒が企業のミッションに取り組む「コーポレートアクセス部門」で協賛し、『これからの、あたりまえを私たちがつくる。「すべての命がワクワクする」食の未来を描いたカルビーの企業CMを提案せよ』をミッションとして提示した。
コーポレートアクセス部門にエントリーした2,591チームのうち344チームが、1年間にわたって、カルビーのミッションの解釈や調査・企画・発表に取り組んだ。その中から、カルビー社員の推薦で10チームが「クエストカップ2021全国大会」第1ステージへ進出。企業賞を受けた新潟県立津南中等教育学校の「チームうすしお」が、農業のやり方を教える舟で飢餓を救う「ぽて島」のアイデアで、他社推薦の6校と第2ステージで競い、グランプリ(最高賞)に輝いた。
チームうすしおのリーダー本木智基さんは、カルビーの報道資料の中で、「私たちは、ぽて島(とう)という案が出るまでたくさん悩み、もがき、苦しみました。中間発表で助言を頂き、ブラッシュアップを重ね、チームで協力し、ここまで来られました。この感動は一生忘れません。最後に、この、ぽて島が実現することを願っています」とコメントを寄せている。
カルビー株式会社常務執行役員人事総務本部長の武田雅子氏は、同じ報道資料に中で「4年ぶりに参加したクエストエデュケーションですが、今回12社の中から当社がグランプリを獲得することができ、本当に光栄に思っています。秀逸な応募作品群の中から一つを選ぶことは、審査員にとって本当に難しいものでした。その中でも、一番楽しそうにプレゼンをしてくれて、かつよく練られた提案でもあった津南中等教育学校の皆さんを選んで心から良かったと思っています。中高生の発想は本当に柔軟かつ斬新です。プログラムの過程で現地へ授業に伺った際には、オトナがタジタジになるような質問を投げかけられました。よい刺激をたくさん受けたことも私たちの大きな収穫です」とコメントを寄せている。
「クエストエデュケーション」の詳細
https://eduq.jp/for-school/quest_education/
「クエストカップ2021全国大会」
https://questcup.jp/2021/