亀田製菓(新潟市江南区)が味覚と栄養における世界的リーダーKerry 社(アイルランド)と米由来の乳酸菌 K-1 のライセンス契約を締結
亀田製菓株式会社(新潟市江南区)は、味覚と栄養における世界的リーダーであるKerry社(アイルランド)と、亀田製菓が保有する米由来の乳酸菌K-1について、米国および欧州などへ栄養サプリメントやペットフードの用途で独占的に販売・流通させるライセンス契約をこのほど締結した。
亀田製菓はビジョンである「グローバル・フード・カンパニー」の実現に向け、“美味しく からだに良いものを選び、食べ、楽しむ、健やかなライフスタイルへの貢献”を示す“Better For You”を中期経営計画で打ち出し、“あられ・おせんべいの製菓業”から“Better For Youの食品業”へと進化することを目指し、食品・海外事業に注力している。
亀田製菓は、25年以上にわたり米由来の乳酸菌を広範囲に研究し、様々な機能を発見してきた。亀田製菓の乳酸菌K-1(Lactobacillus casei subsp, 327)は、消化器系と皮膚の両方の健康を改善することが科学的に証明されており、様々な食品、飲料、サプリメントに使用することが可能だという。
世界中に様々な乳酸菌が存在する中で、植物性の「米由来」であること、かつ加熱殺菌体でどんな食品にも使いやすい「利便性」があることから、Kerry社は田製菓が保有するユニークな乳酸菌K-1に着目した。伸長し続けているプロバイオティクス市場に更に注力していきたいKerry社と、米由来の乳酸菌で世界中の人々の健康に寄与していきたいと考えている亀田製菓との思いが合致し、今回の契約締結が実現した。
今回の契約について、Kerry社APMEAのアプライド・ヘルス&ニュートリション・リードであるダン・ベンソン氏は、「世界的に寿命が延びる中、消費者ができるだけ長く活動的で健康的でいられるような、革新的で持続可能な解決策を見つけることが求められています。この新しいお米由来の乳酸菌は、消化器系と免疫系の健康という当社の中核的な強みを生かした、科学的裏付けのあるプレミアムな成分です。消化器、免疫、認知、乳幼児、女性の健康を改善するポートフォリオに、この亀田製菓の乳酸菌を組み入れる機会を得たことに、私たちはワクワクしています」と述べている。