北陸ガス株式会社(新潟市中央区)がレジリエンス機能を強化したエネファームの販売を開始
北陸ガス株式会社(新潟市中央区)は、家庭用燃料電池「エネファーム」のさらなる普及拡大を目指し、パナソニック株式会社(大阪府門真市)が製造するレジリエンス機能の強化された新型のエネファームの販売を5月1日から開始する。
エネファームは、各家庭に送られる都市ガスから取り出した水素を空気中の酸素と化学反応させて発電し、発電した電気は家庭内で利用しつつその際に出る熱も給湯に利用するシステム。停電時の自立発電機能や断水時の雑用水の取り出しなどレジリエンス機能の高さから災害時の有用性が近年注目されている。
パナソニックが製造する新型エネファームは、株式会社ウェザーニューズより提供の停電リスク予測などを活用して停電リスク情報を取得し、自動で停電に備えた発電モードに切り替わる機能や、ガスの停止時に電気ヒーターでお湯をつくる機能など、レジリエンス機能をさらに強化。また2021年中に、スマートフォンアプリでエネファームの操作が可能になるなど利便性の向上も計画されている。