談合や不正が疑われる事実は確認できず、新潟県新発田市が入札談合情報に係る調査を報告

新発田市役所本庁舎「ヨリネスしばた」

新潟県新発田市は13日、入札談合情報が寄せられたことにより入札を中止した工事案件についての調査報告を行った。

調査内容および結果について、新発田市契約検査課は、業者および市職員へ事情聴取を実施した結果、同案件の入札について、談合や不正が疑われるような事実は確認できなかったと報告した。

談合情報が寄せられ、調査対象となったのは、農業集落排水施設の農集排石喜処理場(新潟県新発田市)の電気設備更新工事で、工事名は「創石補第2号 農集排石喜処理場電気設備更新工事」。談合情報は、11月14日に新発田市へ「業者は既に決まっている」という旨の内容が書かれたFAXが届いたため、入札を中止し調査を行ったもの。

今後について新発田市は、入札を中止していた同案件の公告の再度実施すると発表。入札の透明性、公正性をより一層確保するため、入札参加資格要件の一部を拡大する。また、業者に対し、談合や不正の防止について、周知や啓発を行い、入札談合防止に努めるとした。

 

 

 

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