死亡者数の少なさ全国1位、新潟県が県内の新型コロナウイルス感染状況などを厚生環境委員会で報告
新潟県福祉保健部は14日、厚生環境委員会において、新潟県内における新型コロナウイルス感染者の発生状況やワクチン接種実績などをまとめて報告した。
今月12日現在の新潟県における患者の発生状況は、感染者数が31万9,155人、入院患者数が405人、重症者数が5人、中等症者数が55人、宿泊療養中が35人、死亡者数が209人。
死亡者数は、人口10万人当たり9.3人で、全国1位の少なさとなっている。なお、人口1,000人当たりの陽性者数は146.77人で、全国で2番目に少ない。政令指定都市を有する都道府県では最少とのこと。
また、ワクチン接種の実績については、12歳以上では約45.2万人が接種し、接種率は22.6%。対全人口比の接種率でみると、全国7位となっている。一方、12歳以上の4回目接種においては、約106万人が接種し、接種率は53.0%。対全人口火の接種率は全国第4位とのこと。
県民に対して新潟県福祉保健部は、入院者数や中等症者数の年代別割合で8割以上を占める高齢者などの命と健康を守るため、引き続き、基本的な感染防止対策を徹底するとともに、感染リスクの高い行動への留意、高齢者施設における対面での面会制限、オミクロン株対応ワクチンの速やかな接種などを呼び掛けている。