東北電力含む9電力会社が「電力需給調整力取引所」を共同で設立
4月1日より取引が開始される需給調整市場の開設に向けて、市場運営者である北海道電力ネットワーク株式会社、東北電力ネットワーク株式会社、東京電力パワーグリッド株式会社、中部電力パワーグリッド株式会社、北陸電力送配電株式会社、関西電力送配電株式会社、中国電力ネットワーク株式会社、四国電力送配電株式会社、九州電力送配電株式会社の9社が17日、「電力需給調整力取引所」を共同で設立した。
設立日の17日より、同取引所は需給調整市場(※)を運営する組織として業務を実施していくという。
なお、送配電網協議会の需給調整市場運営部においては、市場運営者から委託を受け、同取引所設立後も引き続き需給調整市場の参加者からの申込受付、問い合わせ対応及び情報公表等の受付窓口業務を実施する。
また、需給調整市場の取引開始に伴い、取引実績等の情報についても送配電網協議会ホームページにて公表するという。
(※)需給調整市場について
一般送配電事業者は、発電事業者及び小売電気事業者が策定した計画と実績の差としてゲートクローズ後に残った誤差、FIT特例制度による再生可能エネルギー予測誤差、30分より短い時間内における需要と供給の変動等に調整力で対応することで、電力供給区域の周波数制御・需給バランスを行っている。
一般送配電事業者が必要とする調整力については、多くの電源等への参加機会の公平性確保、調達コストの透明性・適切性の確保の観点から、公募により調達を実施しているが、より効率的な需給運用の実現を目指すため、公募調達に加え、2021年4月1日よりエリア(沖縄電力株式会社の供給区域を除く)を越えた広域的な調整力の調達を行う市場として「需給調整市場」を開設した。
【関連リンク】
送配電網協議会ホームページ
https://www.tdgc.jp/